愛宕古道街道灯し2017
※ブログお引っ越しによる転載文です。
右京区 8月23日 18:00~21:00
化野(あだしの)、風葬が行われていたことから、いわくつきの場所と言われており、近くには化野念仏寺や清滝トンネルなど、愉快な心霊スポットがある。
しかしまあ夜を除けば、実際はそんなことはない。 重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、かやぶきの屋根など歴史を感じながら歩ける、非常におもしろい所。 狂気的に賑わう嵐山とは一転、人通りもまばらで静かな良い所ですよ。 前回訪れた千日詣りで有名な愛宕山の麓でもあります!
その化野界隈で開催される愛宕古道街道灯しは、化野念仏寺で行われる千灯供養の来訪者を迎え入れるように、と始められたお祭りです。お祭りといっても屋台のあるガヤガヤとした雰囲気はなく、ゆったりとした時間と地元のお祭り感がある居心地の良いお祭りでした。
清凉寺。ここから行灯が現れる。暗くなるのを待ちつつも、ふらふらと化野へ誘われます。
和雑貨のあだしの井和井さん
子どもが遊ぶスペースには売店も
化野念仏寺への階段。朝にきたい!と謎の拘りがあるため後の機会に。
高雄パークウェイの高架下。 今年のテーマは「花鳥風月」
蝉と蝶の裏に、大きく「このお祭りが100年後もつづきますように」と願い。今回が22回目の開催で、意外と最近にできたのですね。
開会式ですかね? 写真からは分かりにくいですが鳥居本の周りには多くの人が!普段の閑散さと比べると、こんなに人がいたのかと、謎の感動です。
ひょっとこ祭り。
地蔵さんとひょっとこ祭り。
帰りの清凉寺。
街並み、手作り行灯、節度のある佇まいは最高で、何時間も居られます。
が21時からは消灯のようなので、早めに帰りましょう。脇道も多く取り残されないようにしましょうね。嵯峨の夜はこわいぞ~